映画「記憶との対話〜マイノリマジョリテ・トラベル、10年目の検証」を見て語る会

どこからどこまでが『障害』で、どこからどこまでが『健常』なのか。その境界線は、誰が引いているのか。2006 年に東京で行われた伝説的パフォーマンスを、10 年後の視点から振り返る。

〈障害〉と〈健常〉、〈マイノリティ〉と〈マジョリティ〉の〈境界線〉について問いかけ、2006年に上演されたマイノリマジョリテ・トラベルのパフォーマンス作品「東京境界線紀行『ななつの大罪』」。その作品を10年後の社会から再考し、検証するドキュメンタリー映画を上映します。福岡での上映は2016年(福岡アジア美術館)、2019年(福岡女子大学)に続いて3回目。映画の製作総指揮でありマイノリマジョリテ・トラベル主宰の樅山智子さんとともに、私たちひとりひとりが日々行なっている「線引き」について、映画を観ながら考えてみたいと思います。

日時:2022年11月26日(土)17:30〜20:30
場所:九州大学大橋キャンパス(教室名はお申し込みいただいた方にお知らせします)
定員:20名(対面開催のみ、オンライン配信はありません)
参加費:なし

スケジュール:
17:30-17:50 ごあいさつ、解説
17:50-18:55 映画上映
18:55-19:10 休憩
19:10-20:30 ディスカッション
ゲスト:樅山智子(作曲家、マイノリマジョリテ・トラベル主宰、マイノリマジョリテ・トラベル・クロニクル実行委員会代表)
進行:長津結一郎(九州大学大学院芸術工学研究院准教授、マイノリマジョリテ・トラベル・クロニクル実行委員会事務局)

映画「記憶との対話〜マイノリマジョリテ・トラベル、10年目の検証」公式ウェブサイト 
https://mimajo.net/movie/
*上映には日本語による字幕が付きます。対話の時間についてはUDトークによる情報保障があります。

申し込み方法:
氏名、連絡先(メールアドレス)、所属など(任意)を明記し、下記申し込みフォームからお申し込みください。
https://forms.gle/osvMrReTgscVrM4K6

主催:九州大学大学院芸術工学研究院長津研究室
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学生によるオンライン展示「Signal from Halo : Love defined」を開催

この度、中村美亜研究室の大学院生による愛の多様性をテーマにしたオンライン展示「Signal from Halo : Love defined」を開催しています。
本プロジェクトは修士研究の一環で行っています。
展示をご覧いただき、アンケートへのご協力をぜひお願い致します。

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*展示背景

嫌悪が蔓延している時代で、人々は何を愛だと思うのだろうか。 なぜ、誰に、いつ、どのように、どれくらい頻繁に愛を感じるのか。 愛はなぜ必要なのか。 私たちはなぜ愛さなければならないのか? メディアや日常生活で接する愛の狭い定義によって偏見が広がり、LGBTQ+に対する認識の限界とそれによる差別も深刻な状況にある。2022年、現在の日本と韓国で暮らしている私たちは、偏見と差別を超え、ありのままの愛を認めることができるだろうか。

*企画意図
愛は自分で定義するものである。 その対象と形は異なる。 家族、友人、恋人への愛、動物と地球への愛、自分への愛…。「愛の多様性」をテーマに、9人のアーティストグループ「UN:MUTE」のメンバーがそれぞれ選定したテーマは、想像を超えて遥かに広い。彼らの異なる性的指向、キャリア、経験は、愛の定義を多彩にする。それぞれの愛の表現は一見バラバラに見え、伝える内容も違うように感じられるかもしれない。しかし、それぞれの愛に秘められた共通点を探り、作品に共感的な眼差しを向けることによって、自分と他人の境界は崩壊し、多様な愛の形を受け入れることができるようになるだろう。

*UN:MUTE
日本・韓国・イギリスなど世界各国で活躍するデザイナー、タトゥーイスト、イラストレーター、ピアニスト、フォトグラファー、エデュケーターなどの9人のアーティストのグループ。
22年3月から11月までの約9ヶ月間、12回のオンライン会議を通して、インスピレーションを共有し、アートに関する対話を重ね、本展示のために新たな個人・コラボレーション作品を創作した。
UN:MUTE(ミュート解除)というグループ名は、オンライン会議を通じて、黙っているのではなく、ミュートを解除をして、自分の思いを他人に伝えることの重要性に気づいたことに由来する。共にいる場での表現と共有を大事にすることが、チームのアイデンティティになったのだ。

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これから愛の惑星に旅立ってみませんか?
地球には人の数だけ、様々な形の愛が存在します。
自らの愛を定義した9人のアーティストが
光の信号「ハロー(Halo)」を送り、
あなたを___銀河系へと招待します。

>>>Enter
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紀要「芸術⼯学研究37号」を発⾏しました

半期に⼀度発⾏しております研究紀要について、令和4年11⽉1⽇付けで37号を発⾏しました。
掲載論⽂等は「九州⼤学学術情報リポジトリ」からダウンロードの上、ご参照いただけます。


37号⽬次

1.研究論文
中山間地域における地域固有性に着目した芸術活動
《八女茶山おどり》制作プロセスの分析からみるコミュニケーション
著者:森千鶴子、高詩閔、佐々木奏、朝廣和夫、長津結一郎

2.作品
豪雨被災中山間集落における修景デザインによる復興支援
平成 29 年 7 月九州北部豪雨で被災した福岡県朝倉市志波平榎集落における櫟山見晴台づくりを事例に
著者:朝廣和夫、鷲見直紀、橋爪良菜、佐藤宣子、藤原敬大、作田耕太郎、三谷泰浩

3.研究報告
個人に着目した包摂型福祉のためのアンケート設計の提案
著者:久保穂果、尾方義人

表紙作品:
栗山 斉,《∴0 =1 -fluctuation》(部分),2016年,ネオン灯、ガラス管、1×10-⁵ Paの真空など,サイズ可変 ©Hitoshi Kuriyama

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和紙重(世界ペーパーアーキテクト大賞2022 審査員特別賞)

和紙の魅力を最大限に活かす茶室の提案。
和紙の柔らかい和の雰囲気に着目し、それを表現する方法を考案した。
破ることで繊維が解け、それをくしゃくしゃにすることで柔らかさを増す、さらに重ねることで柔らかい断面を連続させ和紙の魅力を出した。
中で行われる茶会の光が外に漏れ出ることによって、活動の営みが輝きとして現れる。
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「人間の許容・適応限界事典」(朝倉書店)を刊行しました

このたび、朝倉書店から「人間の許容・適応限界事典」を刊行しました。

本事典は、「人間の許容・適応限界」を生理/感覚/心理/知能・情報処理/運動/生物/物理・化学/生活・健康/テクノロジー/栄養の面から解説したものです(全805ページ)。
人間生活デザイン部門の村木里志教授が編集し、芸術工学研究院の5人の教員が執筆しています。また、芸術工学部・芸術工学府を卒業・修了し、現在研究者として活躍されている方も多く執筆されています。

「人間の許容・適応限界」は芸術工学研究院の理念である『技術の人間化』を考える上で欠かせない視点です。本事典では、その理念を実践するための考え方、事例、ヒントを多数解説しています。



■編集
人間生活デザイン部門 村木里志教授

■執筆者(五十音順)・担当項
音響設計部門 鏑木時彦教授 「発声」
音響設計部門 高田正幸准教授 「騒音」
未来共生デザイン部門 平松千尋准教授 「視覚(色覚)」
人間生活デザイン部門 村木里志教授 「動作アシスト」、「感覚拡張」
人間生活デザイン部門 Loh Ping Yeap助教 「デスクワーク」
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メディア芸術振興オンラインシンポジウム「ソコニA.I.ハアルノカイ?」を11/27に開催

芸術工学研究院は、この度、メディア芸術振興ンシンポジウム「ソコニA.I.ハアルノカイ?」をオンラインにて開催します。

芸術工学研究院では、メディアアート分野の活性化に向けてさまざまな取り組みを行っております。今年で 22周年を迎える福岡発のメディアアートコンペティション「アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA(ADAA)」を通じて、学生をはじめとしたクリエイターの育成ならびにメディアアート分野の発展に産官学連携で寄与してきました。

A.I.を用いたアート作品制作の議論の場としてADAAから発足した「A.I.アートアワード(AIAA)」を通して、A.I.を用いた創造とはなにか、クリエイターや批評家、ひいては作品を享受する社会にどのような影響をもたらすのかについて、AIAA審査員をパネリストに迎え議論を深めていきます。

みなさまのご参加をお待ちしております!



メディア芸術振興ンシンポジウム「ソコニA.I.ハアルノカイ?」


【開催日時】
2022年11月27日(日) 11:00〜12:00

【開催方法】
オンライン配信で開催します。
※お申し込みいただいた方に、開催直前のご案内メールにて配信URLをお知らせします。届かない場合は「迷惑フォルダ」などに入っている場合もございますので、必ずご確認ください。

【申込方法・締切】
下記応募フォームよりお申し込みください。
※申込締切:11/22(火)正午まで
>>>お申込はこちらから

【定員】
100名 ※申込先着順で定員になり次第締め切らせていただきます。

【参加費】
無料

【登壇者】
河口 洋一郎(東京大学名誉教授/一般社団法人デジタルコンテンツ協会DCAJ会長/霧島アートの森 館長)
中谷 日出(東京国際工科専門職大学教授)
中島 信也(東北新社エグゼクティブクリエイティブディレクター/武蔵野美術大学客員教授)
中尾 智路(福岡アジア美術館学芸員)
中村 俊介(株式会社しくみデザイン代表)
高山 穣(武蔵野美術大学教授)
牧 奈歩美(東京藝術大学大学院映像研究科講師)
明貫 紘子(映像ワークショップ合同会社代表/メディアアート研究者)
三宅 陽一郎(日本デジタルゲーム学会理事)
Haipeng Mi(清華大学准教授:中国)
Janaka Rajapakse(国立台南芸術大学准教授)
モデレーター:松隈 浩之(九州大学大学院芸術工学研究院准教授/ADAA事務局長)

【主催】
九州大学大学院芸術工学研究院/アジアデジタルアートアンドデザイン学会(ADADA)/2022アジアデジタルアート大賞展実行委員会(ADAA)
【共催】
東京都立大学/クリエイティブ・ラボ・フクオカ/九州大学未来デザイン学センター
               
【お問い合わせ】
アジアデジタルアート大賞展実行委員会事務局(九州大学大学院芸術工学研究院内)
Email:adaa@design.kyushu-u.ac.jp

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【展示】スイス建築博物館「MAKE DO WITH NOW: New Directions in Japanese Architecture」

バーゼルのスイス建築博物館(S AM)の展覧会「MAKE DO WITH NOW: New Directions in Japanese Architecture」(日本建築の新しい方向)に、芸術工学研究院岩元真明研究室が出展します。
2011年以降に活動を開始した日本の新世代の建築家に光を当てる展覧会で、25組の日本人建築家が参加します。岩元研究室はリノベーション作品「Apartment in Sakurazaka」を出展します。



MAKE DO WITH NOW: New Directions in Japanese Architecture

会場:S AM, Swiss Architecture Museum, Steinenberg 7, CH-4051 Basel

期間:2022年11月12日(土)〜2023年3月12日(日) 月曜休館

展示の詳細は下記リンクをご参照ください。
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水廻りのビオトープ(第14回 長谷工 住まいのデザイン コンペティション 佳作)

水廻りの流れを整理・ 再構築することで、住民のためのビオトープとして設計した集合住宅の提案。水を使う行為を介して視覚的・ 体感的に人とのつながりを感じられることを目指した。

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墓あるいはモニュメント(デザインレビュー2021 9選)

「真の建築とはお墓とモニュメントの内にしかない」(アドルフ・ロース)
建築とは暮らしや記憶の器であり、 それらを積層させていく。
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0.02mmの接線(第37回JIA東海支部設計競技「血のつながらない家族の家」銀賞)

大きな敷地の中に一人一棟の細長い住宅を配置する。各住戸間の庭に設えた仕掛けから誘発されるさまざまで小さな要素が常に揺蕩う境界線をかたちづくる。

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【受賞】芸術科学会 NICOGRAPH2022にてNICOGRAPH賞

2022年11月4日(金)~6日(日)に対面とオンラインのハイブリッドで開催されたNICOGRAPH 2022にて、芸術工学府コンテンツ・クリエーティブデザインコース修了生の荒野真優さん、森本有紀助教の研究がNICOGRAPH賞を受賞しました。

NICOGRAPH は情報科学の中でもコンピュータグラフィックスやマルチメディアの分野において、日本で最も長い歴史を有する研究集会のひとつです。NICOGRAPH賞は当日の投票で受賞しました。



受賞論文【NICOGRAPH賞】
「Dynamic Projection Mapping on Living Things」
Mayu Arano, Yuki Morimoto
参照リンク

逢咲庵(建築文化週間2022 学生グランプリ2022「銀茶会の茶席」入選)

茶室は出逢いの場として使用されてきた。
出逢い、もてなす側ともてなされる側それぞれがお茶を介して心を通わせ合う。
それはまるで蕾がぱっと花開くかのような華やかさと儚さを感じる。
この茶室では人が逢う瞬間を花が開く様子で表現した。

細い竹の先に石を吊るすことで竹をしならせ、亭主が石を移動させることによって茶会の準備が行われる。
石を中心に集めることで花は閉じ、次の茶会に備えて蕾の状態でじっと待つ。
茶室と関わりの深い石を用いて開閉の表現を行うことで招かれた客の精神性を高めた。
添付ファイル
参照リンク