【報告】福岡県大木町、リサイクル推進のモデルに、3つの再資源化事業を実践。3/5WS

福岡県三潴郡にある大木町の町民が分別したプラゴミからリサイクルしたプラスチックで、大木町町民や福岡県民と大学生が何を作るか考えるワークショップを開催しました。
このワークショップは、プラゴミが分別以降どのように再生されていくのかを理解し、そのプラスチックで何を 作るかを考え、そして製造や販売までも計画することを目的としています。
理解し気づきを得ることで、今後さらにプラスチックの分別や地域住民の行動の変容が進み、自分たちの回収行動の動機づけが更に高まり、更に地域へのロイヤリティ向上につながることを期待しています。

またこの取組は、朝日新聞・読売新聞といった全国一般紙だけでなく、日刊専門紙「化学工業日報」でも大きく取り上げられました。

今後は大木町や企業と連携した具体的な商品の開発に取り組んでいきます。

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紀要「芸術⼯学研究34号」を発⾏しました

半期に⼀度発⾏しております研究紀要について、令和3年3⽉31⽇付けで34号を発⾏しました。
掲載論⽂等は「九州⼤学学術情報リポジトリ」からダウンロードの上、ご参照いただけます。

【34号⽬次】
1.研究論文
NPOによるスギ・ヒノキ人工林の群状複層林施業におけるヤマザクラ・コナラの11年の成長
~福岡県八女市黒木町におけるNPO法人山村塾による粗放的な管理活動を事例として~
著者:朝廣和夫

2.研究論文
深層学習を用いたGUIによる点入力と特徴補間による植物の動画像生成およびその評価
著者:山下祐貴、森本有紀

3.評論
魏志倭人伝に現れる摶手からの検討
著者:矢向正人

4.研究報告
Conservation Priorities Based on Current Conditions of Wooden Monasteries in Myanmar
著者:Ei Thandar Kyaw、井上朝雄

5.資料
Design for SDGsプロジェクトケーススターディ
デザイン思考を用いた高校生SDGs教育可視化ツールの提案
著者:張 彦芳、下村 萌、鷹野 典子、Loh Wei Leong

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【浜松発 HACOTORA(ハコトラ)新しい移動型店舗 最優秀賞】芸術工学府修士2年 柴田隆詠・中元翔一

【最優秀賞】受賞

作者:柴田隆詠(芸術工学府修士2年)、中元翔一(芸術工学府修士2年)

コンセプト:浜松市の魅力をはこぶ「おさけムシ」
 新しい町のアイコンとして軽トラックに着脱可能な移動式小店舗の提案。

構造:ハサミムシの翅展開構造
 昆虫の翅は瞬時に収納、展開が可能な構造を有しており、九州大学芸術工学研究院の斉藤一哉講師を中心として折紙パターンとしての解析、工学的な応用が検討されている。
その中でもハサミムシはおよそ十倍の展開効率を誇り、今後多くの製品開発が期待されている。 

※最優秀賞として実施制作を予定しており、九州大学芸術工学研究院の斉藤一哉講師と共同研究を行う予定です。
※協賛企業:株式会社鈴三材木店、VUILD株式会社、スズキ株式会社、株式会社鳥善

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2020年度環境設計学科卒業設計展示会

2020年度環境設計学科卒業設計講評会・展示会を多次元ホールにて開催しました。会場の様子をVRでご覧いただけます。

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【お知らせ】九州大学Webサイトの「芸術工学研究院 研究紹介」ページが更新されました

九州大学Webサイトの「芸術工学研究院 研究紹介」ページに、
田上 健一教授の『社会の課題を解決する建築をデザインする』が掲載されました。

参照サイトよりご覧ください。

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【芸工公式YouTubeを更新しました】3件の動画を掲載しました

3件の動画を公開しました。是非ご覧ください。

■Global Goals Jam Fukuoka X Kyoto 2020

■アジアデザイン会議

■日中デザイン会議

「芸工オリジナルグッズ 水引と豆皿のデザインコンペ」審査結果について

芸術工学部では、大学間の公的な訪問やご来訪の際の贈答品として使用する芸工オリジナルグッズを新しく制作するため、芸術工学部の学生および教職員を対象としたデザインコンペを行いました。

昨年11月16日(月)から本年2月15日(月)までの募集期間中に応募された多数のデザイン案を対象に、芸工オリジナルグッズ製作委員会にて厳正な審査を行い、以下の応募者のデザイン案を採用することに決定しました。



 ■水引のデザイン
   工業設計学科 4年  宇山 明穂(うやま あきほ) さん

 ■豆皿(波佐見焼)のデザイン
   芸術工学府 研究生  謝 敏(しゃ びん) さん



各デザイン案の詳細については下記のファイルを御覧ください。

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【受賞:2020 第16回学生インテリアデザインコンテスト】工業設計学科の学生が受賞しました

公益社団法人 日本インテリアデザイナー協会が主催する2020 第16回学生インテリアデザインコンテストにおいて、工業設計学科3年の田中瑛人さんと古川博之さんが受賞しました。

【 優秀賞 】【なみきスクエア賞(2位)】受賞
 作者 :田中瑛人さん (工業設計学科3年)
 作品名:Frame Book Shelf

【 奨励賞 】【なみきスクエア賞(2位)】受賞
 作者 :古川博之さん (工業設計学科3年)
 作品名:Curved Flow Chair

本作品は工業設計学科の授業「計画設計プロジェクト演習」で制作されたものです。
また、これらの作品は九州林産株式会社より林業や木材の特性に関する専門的なアドバイスをいただき、ご提供いただいた杉材を用いて制作されました。

城一裕准教授の作品が文化庁メディア芸術祭で審査委員会推薦作品に選出されました

大学院芸術工学研究院の城一裕准教授の作品「予め吹き込まれた音響のないレコード」(オンラインパフォーマンス)が第24回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門審査委員会推薦作品に選出されました。なお、本作品は2020年7月25日に開催されたオンラインライブイベント「DIY MUSIC on DESKTOP」で初演されました。

詳細は下記をご覧ください。

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源泉換気住宅(第9回大東建託賃貸住宅コンペ3位)

新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに人々はその対策として「換気」の重要性に気づくこととなった。アフターコロナにおいてはこの換気に着目し、単に空気を入れ替えるのではなく、換気により生み出される空気の流れが人々を繋ぐ。そこに源泉という恒久的な動力を導入することで新たな換気による賃貸住宅の暮らしを提案する。

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【アプリ公開】人の行動や表情の分析を支援する深層学習による動画解析アプリケーション:未来構想デザインコースプロダクトデザイン研究室西村英伍学術研究員

九州大学芸術工学部未来構想デザインコースプロダクトデザイン研究室の西村英伍学術研究員は、機械学習による人の行動と表情の分析を実現するアプリケーションを開発しました。

デザイナーは、ユーザーを対象とした行動観察からその方々が直面している困りごとや課題を浮き彫りすることができます。しかしながら、被災地のような特殊な状況下や、高齢者のように細やかなケアが求められる現場での行動観察は現実的に困難であり、動画解析を応用したデザイナーの観察眼の自動化が望まれています。本アプリケーションは、行動観察の専門家である研究室の研究者やデザイナーが自らの観察眼を量的分析により裏付けるための手段を提供することを目的に開発されました。動画解析技術により、デザイナーや研究者はこれまで直感的に行っていた洞察を数値化し、ユーザーの行動のどこに注目すれば課題抽出に役立つかを客観的、定量的に説明できるようになります。

本アプリケーションは人の行動の数値化に必要な3つの機能を有しています。1つめは観察と分析に必要な動画中のシーンを効率よく選択するための機能。2つめは深層学習による人の姿勢や表情を検出し、数値データとして保存する機能。3つめは深層学習によって得た数値データに対して数値計算・統計処理結果を行い、グラフ描画する機能です。

アプリケーションには種々のオープンソース・ライブラリが活用され、本アプリケーション自体も無料で使用することができます。本アプリケーションのより具体的な諸機能と使用方法に発表が2021年3月16日(火)18:30 ~にオンラインで実施されます。また株式会社サムライトとの共同研究の成果も含まれています。



開発者からひとこと:
コロナ禍によりテレワーク中心の研究・開発となったが、テレワークの方がむしろ高いパフォーマンスを得られた。特に担当教員との打ち合わせやスケジュールが調整しやすくディスカッションがより密になり、一方でソフトウェア開発に集中する環境にも身を置けた点が貴重な機会になりました。

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【社会包摂デザイン研究会】産前産後支援、育児支援について3/11 15:00~16:30 @オンライン

社会包摂・社会的処方としての産前産後支援、育児支援について話し合います。まずはCCD M2年 中村奈桜子さんから「産前産後支援、育児の現場をテーマにしたドキュメンタリー」の発表をして頂き、その後そのドキュメンタリーを視聴します。
その後それらについて話し合い、芸術工学·デザインとしての産前産後支援や育児支援の研究の可能性を探っていきます。
当日ご参加いただけない方も、視聴頂き、お申し込みから感想やご意見をいただけると幸甚です。


プログラム
1 「産前産後支援、育児の現場をテーマにしたドキュメンタリー」について CCD M2年 中村奈桜子さん 15min
2  上記ドキュメンタリー視聴 13min
https://youtu.be/lqlsMlAzLNw
3 解説・評価 中村美亜先生、藤智亮先生、
福岡市女性活躍推進課・男女共同参画課
4 フリーダイアログ

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