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11/3~15 「ひとがたとジェンダー展/色とジェンダー展」

ひとがたとジェンダー展/色とジェンダー展

日時:2021/11/3~15 9:30~17:00
場所:福岡市男女共同参画センターアミカス2階ギャラリー
費用:無料
アミカスフェスタ2021に合わせて、九州大学芸術工学府・部の学生による展示企画を行います。今回の展示は「色とジェンダー展」「ひとがたとジェンダー展」の二本立てとなっております。ぜひご来場ください。

A会場
ひとがたとジェンダー展
身の回りに溢れているひとがた。その中からトイレなどに用いられるピクトグラム、着せ替え人形として親しまれているリカちゃん人形に着目し、ジェンダーと人のかたちについて表現しました。平面と立体で、そして、普段と違うサイズ感で見てみると新たな気づきがあるかもしれません。

展示1:いろんな人のかたち
リカちゃん、ピクトグラム、そして実際の人を人形サイズで並べて展示し、「男性らしい」「女性らしい」「憧れの」身体のかたちとは一体何な
のかということを考えるコーナーです。

展示2:私たちサイズのリカちゃん
リカちゃんを人間のスケールに拡大し、平面のシルエットと身体の立体パーツを展示します。自分の身体との違いを体感してもらうコーナーです。

展示3:私たちサイズのピクトグラム
トイレに用いられる人を表すピクトグラムを人間のスケールにしたボードを展示します。自分と比べ、強調されている箇所や表現のされ方について考えてもらうコーナーです。

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B会場
色とジェンダー展
赤は女で青は男?ピンクは女の子の色?色と性別のイメージは密接に結びついており、それはしばしば性別役割や、ジェンダー・ステレオタイプにつながります。「色とジェンダー展」は、そんな固定的になりがちな色とジェンダーの関係を、捉え直すことを試みる展示企画です。

展示4:透明な姓
厚生労働省の調査によると、平成27 年に日本で法律婚をした夫婦のうち約96%が、夫の姓を選択している。私の両親もそうだ。母親の姓は、見えなくなってしまったが、見えないだけ、見えなくさせられただけであって、消滅したわけではない。母親の透明化された姓は、透明だけど、確かに「在る」のだ。

展示5:透明な労働
家事労働・育児労働は基本的に無償の労働である。そこで、家事労働・育児労働に対して賃金が払われていたら一体いくらになるのかシミュレーションして計算し、給与明細を作ってみた。

展示6:赤は○○の色、青は○○の色
「女性といえばピンク、と安直に使えば「ダサピンク現象」になる、ピンクが好きと素直に言えない……。ピンクという色は複雑だ。だからこそ魅力があるのかもしれない。あなたは「ピンク」、好きですか?

展示7:ファッションいろいろ
高宮・大橋・天神にて、道行く人に声をかけ、ファッションスナップを撮影。なぜその服を、その色を選んだのだろう?あなたの今日の服は、何色?

展示8:色ールシャッハ
抽象的な図が描かれた紙に、あなたの好きな色で塗ってみてください。なぜその色を選んだのか、今までの展示をふまえて考えてみませんか。

展示9:WOMEN
「女性が活躍する社会に」「未来は女性にある」と言うが、ではその「女性」とは一体誰のことなのか。一口に女性といってもいろんな人がいる。女性は一枚岩ではない。私たちが「女性」という時、誰かを排除していないだろうか。

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