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2030 年の福岡のコミュニケーションをデザイン・LINE Fukuoka と共同プロジェクト

九州大学芸術工学部と統合新領域学府の学生と教員が、LINE Fukuoka 株式会社(本社:福岡県福岡市博多区、代表取締役社長 CEO:鈴木 優輔、以下 LINE Fukuoka)と共同で 2030 年の「福岡」のコミュニケーションのあり方を描く「Comfortable Communication City Fukuoka(CCCF)」プロジェクトを始動しました。
本プロジェクトでは、人口減少や高齢化といった社会の変化、AI やIoTなどデジタル技術の進歩、在宅ワークや遠隔医療の導入によるライフスタイルの変化など、2030 年までに起こると予想されるさまざまな変化を踏まえて、人間にとって心地が良いと感じられる、「教育」、「子育て」、「仕事」、「消費購買」などさまざまな領域におけるコミュニケーションの未来の形をデザインします。また、「福岡」にフォーカスすることで、活発に進められている都市の再開発や、2022 年に開催が予定されている世界水泳選手権など、より具体的な事象、場所、市民の暮らしを想定しながら、未来のコミュニケーションをデザインすることを目指しています。
本プロジェクトは、九州大学芸術工学部工業設計学科および統合新領域学府ユーザー感性学専攻の学生、合計 10 名が、自分たちが暮らしたいと思える 2030 年の福岡をリアルに描き、LINE Fukuoka と共に発信していきます。少子高齢化や地域の人口減少が進む中でも、政令市例都市の中では人口増加数・増加率ともに 1 位の福岡市(※)に住む人々が、より活発で自由に創造性を発揮でき、100年先も住みたい待ちであり続けるために、LINE Fukuoka と九州大学芸術工学部が本プロジェクトを通して様々な街のコミュニケーションのあり方について探求していきす。
(※)令和 2 年度国税調査 人口速報集計(令和 3 年 6 月 25 日)参照
https://www.stat.go.jp/data/kokusei/2020/kekka/pdf/summary.pdf

■プロジェクト概要
プロジェクト名:Comfortable Communication City Fukuoka(CCCF)
実施期間:2021 年 10 月〜2022 年 2 月(予定)
参加者:九州大学大学院芸術工学研究院 准教授 池田美奈子
九州大学芸術工学部工業設計学科 学部生 6 名
九州大学大学院統合新領域学府ユーザー感性学専攻 修士生 4 名
LINE Fukuoka Smart City 戦略室

研究者からひとこと
理想的な未来像を描き、その実現に向かって、今現在からデザインを考えていく「バックキャスティング」の手法で取り組んでいます。
2030 年の福岡にだれもが暮らしたいと思えるようなコミュニケーションをデザインします。