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  • 【展示】ジェンダーとピクトグラム展 12/1~6@福岡市男女共同参画推進センター アミカス

【展示】ジェンダーとピクトグラム展 12/1~6@福岡市男女共同参画推進センター アミカス

FINA世界水泳選手権2022福岡大会の
サインデザイン・ピクトグラムデザインを通して考えた
ジェンダーと人の形
ジェンダーとスポーツ
ジェンダーと社会包摂 を展示します。

展示内容
【等身大の性差】
よく見る人の形は、実は過去に色々なものがありました。そのうちの5体を人のサイズに拡大して、駅側入口とロビーに配置しています。なかなか見ることのない、等身大のピクトグラムを体感してみてください。人の形、そしてジェンダーとして、何か発見があるかもしれません。また、2階廊下の壁面にピクトグラムの歴史を紹介しています。普段何気なくみているものだと思いますが、この機会にぜひご覧ください。

【トイレのピクトグラム】
トイレを示すためのピクトグラムは、よく男性と女性が用いられます。それらの人型からはジェンダーに関する偏見が読み取れます。今回、FINA世界水泳選手権2022福岡大会に向けて、多様性を重視する現代にあった人型のニュートラルな表現を試みました。実験的に、ニュートラルな人型を用いてトイレの表記をしてみました。どのような印象でしょうか?

【エレベーターに乗る男】
エレベーターのピクトグラムにも人がいますね。よくみてください、男性しか乗っていません。エレベーターに女性は乗れないのか、このピクトが作られた時が男性中心だったのか、女性のピクトはスカートで幅をとるから男性のみなのか。様々なことが思い浮かびます。今回FINA世界水泳選手権2022福岡大会に向けて制作したニュートラルな人型を用いて表記し直してみました。

【ジェンダーの形の歴史】
よく見る人の形は、実は過去に色々なものがありました。その歴史をご紹介します。普段何気なくみているただの図柄かもしれませんが、この機会にぜひお読みください。歴史だけでなく、人の形とジェンダーについて考えてみると気づきがあるかもしれません。また、これらのうち5体を駅側入口とロビーに配置しています。探してみてください。

【男と女のグラデーション】
男性らしさ、女性らしさはどこから消えるのか。また、逆にどこから男性でどこから女性なのか。そのグラデーションを作ってみました。階段を上り下りするたびに性別がわからなくなったり、はっきりしてきたりする不思議な体験を味わってみてください。ついでに、どこをみて男性や女性と判断してしまっているのか、この機会にちょっと考えてみてください。

【いろんな人型を作ってみよう】
人型ピクトグラムの要所の値を変更することで、色々な人の形を作ることができるようにしました。腕や脚を長くしたり、ウエストを極端に補足したり太くしたり。自分の体型を作ってみたり。様々な人を作ってみてください。ちょっとした変化で印象が変わることもあります。
※体験可能日時
  12月2日(木) 10:00〜12:00
  12月3日(金) 10:00〜12:00
  12月6日(月) 10:00〜12:00

九州大学 社会包摂デザインイニシアティブ
+ピクトグラム研究会(九州大学芸術工学研究院 伊原研究室+工藤研究室+尾方研究室+須長研究室)