学生作品・研究

リスのように住まう(第15回長谷工住まいのデザインコンペティション優秀賞)

公開日 :2022.02.04

柳雄貴

環境設計コース(学部) 環境設計学科 デザインストラテジー専攻 ※制作時所属

受賞作品

制作時学年
修士1年
 コロナの時代での集合住宅において、住まい方の画一化が進行した。そこで、「住まうことの豊かさとは何か」という問いを今一度問い直す必要があると考えた。本提案では、リスに注目した。リスがその問いに対するヒントを示唆していると考えたからだ。リスが樹洞を拠点として枝を動き回るように、人々が生活する。人々が自ら積極的に居心地を求めて動き回るような集合住宅。住まうことの豊かさとは、「自分の気持ちに正直になって居心地の良い場所を望み動くこと」なのではないだろうか。