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「芸術文化×○○『やりたい!』がとびだすハンドブック」が完成しました

この度、九州大学大学院芸術工学研究院長津研究室(未来構想デザインコース/大学院未来共生デザインコース)は大野城市からの受託研究に基づき、「芸術文化×○○『やりたい!』がとびだすハンドブック」を作成しました。

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大野城市は、心豊かな市民生活と活力に満ちた地域社会の実現を図ることを目的とし、「大野城市芸術文化振興プラン」を2019(令和元)年9月に策定しました。市民アンケート調査の結果によると、多くの人が芸術文化の必要性を感じていますが、実践活動をした人は少ないという現状があります。このことから、活動をしたくてもできない原因を把握し、より多くの市民が芸術文化に触れることができる環境づくりを行っていく必要があります。

大野城市と九州大学は2019(令和元)年3月に連携協力に関する協定を結んでおり、2020(令和2)年度から「芸術文化に対するアクセシビリティ(*)の調査研究」を進めてきました。今回の調査研究では大野城市と九州大学大学院芸術工学研究院長津研究室が協力し、市民が芸術文化活動にもっと参加しやすくすることや、芸術文化を他の分野の政策に活かすためにどのような環境づくりが必要かを考えてきました。

このハンドブックは、その成果物となり、市民活動団体や行政職員など、芸術文化を活用した企画や事業をはじめたいと思っている人たちをおもな読み手と想定して作成されています。具体的な事例をもとに、芸術文化を用いた地域づくりの手法や活動のヒントを得たり、障がいのある人や高齢者、子どもなどの多様な背景を持つ人たちに対して芸術文化が接しやすくなるような工夫を知ることができます。
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