NEWS

K-Nets未来システムデザイン研究部門 社会実装デザインプロジェクト

芸術工学研究院未来共生デザイン部門の尾方義人教授が主要メンバーとして参画する九州大学ネガティブエミッションテクノロジー研究センター(K-NETs)では、「DAC技術(membrane-based Direct Air Capture)」の社会実装に向けて、産学連携しさまざまな研究開発に取り組んでいます。
DAC技術は、九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所の藤川茂紀主幹教授(K-NETsセンター長)が開発中の、大気中の二酸化炭素の直接回収を可能とする革新的な技術です。

尾方教授はK-NETs未来システムデザイン研究部門長として、技術をどのように使うか、どのように社会に適応させていくか、そのためにはどのようなコミュニケーションが必要かを、総合知としてのデザインの立場から、プロダクトデザイン、グラフィックデザイン、サービスデザインだけでなく、社会づくり・未来づくりのデザインとして進めています。

本研究開発においては、九州大学と共同開発を行う双日株式会社が2023年5月に新会社「Carbon Xtract(カーボンエクストラクト)株式会社」を設立するなど、九州大学発の革新的なDAC技術を社会実装へ結びつけ、カーボンニュートラル実現への取り組みを加速推進しています。

参照リンク