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  • 第31回デザイン基礎学セミナー『造形の原野へ:素材・技術・場所の連関をめぐって』

第31回デザイン基礎学セミナー『造形の原野へ:素材・技術・場所の連関をめぐって』

この度、九州大学大学院芸術工学研究院デザイン基礎学研究センターでは、第31回デザイン基礎学セミナー『造形の原野へ素材・技術・場所の連関をめぐって』を11/8(金)に開催します。
どなたでもご参加できますので、ぜひお申込ください。

概 要
原野とは、さまざまなものが未分化な地平をいう。そこはアートとデザイン、建築、土木が分離対立する手前で、人間と造形と環境の関係を再考する場であり、造形芸術を大きな物質循環のなかに置き戻す手立てを考える場である。理論ではなく、「なまの土」を用いた具体的な造形実践とそこでの気づきを通して、素材と形態、技術と場所のあるべき関係、作品や創作概念の更新の可能性を提示する。格差と紛争、気候変動が進む果てのポストヒューマンのアートと生活のために。

講 師
井上明彦 Akihiko INOUE
1955年、大阪生まれ。1984年京都大学大学院博士課程中退。1990年代半ばより、環境や場所性と関わるサイト・スペシフィックな造形表現を軸に、絵画、立体、インスタレーションから写真、デザインに渡る領域横断的な活動を続ける。地域社会とかかわるアートプロジェクトやワークショップもしばしば行う。2006~2007年、文化庁新進芸術家在外研修でパリ滞在。1995年~2021年、京都市立芸術大学美術学部教員(造形計画)。2022年度意匠学会作品賞受賞。

日 時】2024年11月8日(金)18:00~20:00(開場 17:45~)

会 場九州大学大橋キャンパス・印刷実験棟2階+オンライン(ZOOM)
*会場が変更しておりますので、ご注意ください。

*ご関心のある方はどなたでも自由に参加できます。参加ご希望の方は、下記リンク申込みフォームからお申込みください(講演は日本語のみ。The lecture will be given in Japanese only.)。
*オンライン参加をご希望の方は、申込みフォームに入力頂いたアドレスに、当日URL等のご案内をお送りします。事前にZoomの最新版をダウンロードしてください。

主 催】九州大学大学院芸術工学研究院 デザイン基礎学研究センター
共 催】九州大学芸術工学部未来構想デザインコース

お問い合せ先
九州大学大学院芸術工学研究院デザイン基礎学研究センター 古賀徹・横谷奈歩
designfundamentalseminar★gmail.com(★は@に置き換えてください。)
参照リンク