聴覚障害のある人に向けた、コンサートでの多様な情報保障を実験し、情報保障の未来について話し合う、コンサート&公開講座を実施します。
九州大学大学院芸術工学府では、様々なコースの学生が課題解決にむけて集まる科目「スタジオプロジェクト」を開講しています。2024年度開講のスタジオプロジェクト科目の一つ「ホールマネジメントエンジニアリングプロジェクト」では、近年増加している、劇場における情報保障などを通じ福祉的な配慮を行ったコンサートについて考案しています。
音響工学や音楽、メディアデザイン等を専門とする大学院生が中心となって、聴覚障害のある人に向けた、コンサートでの多様な情報保障を実験し、演奏後には公開講座の形式で、情報保障の未来について話し合います。コンサートでは、現代音楽の新しい鑑賞方法を体験していただけたらと思います。
音楽にはリズムとメロディとハーモニーがあり、それらすべてを見えるようにしたり体感できるようにするのはとても難しいことです。
しかし、工夫しだいではそれらの一部を見えるようにできたり体感できたりします。
今回のコンサートでは、音がきこえる人もきこえない人も一緒に音楽を楽しめるようにするにはどうすればいいのか、九州大学大学院芸術工学府と福岡県聴覚障害者協会青年部がともに考えました。
コンサート後には、感想などを伺いながら、情報保障のあり方についてディスカッションをします。
■日時:2025年1月23日(木) 18:30開場 19:00開演
■会場:九州大学大橋キャンパス 多次元デザイン実験棟(福岡県福岡市南区塩原4-9-1 )
※会場の大橋キャンパスへは、可能な限り公共交通機関をご利用の上ご来場ください。
■出演:河合拓始(作曲家、ピアニスト)ほか
■登壇者:
鈴木玲雄(福岡県聴覚障害者協会)
Sasa/Marie(サイン・ポエット)
長津結一郎(九州大学大学院芸術工学研究院准教授)
■参加費:無料(定員80名)/全席自由席
■参加方法:
下記いずれかの方法でお申し込みください。※申し込み開始日:2024年12月5日(木)
1.予約フォーム
https://forms.gle/7oVkWN9ZgaQsebTu7
※複数名まとめての入力はできません。お申し込みはお一人ずつお願いいたします。
2.FAX
①お名前 ②フリガナ ③ご連絡先 ④イベント中の撮影可否 ⑤その他配慮のご要望 をご記入のうえ、092-553-4561へ送信してください。
3.メール
①お名前 ②フリガナ ③ご連絡先 ④イベント中の撮影可否 ⑤その他配慮のご要望 をご記入のうえ、hmepgm@gmail.comへ送信してください。
4.電話
092-553-4561(火・水・木9:00-17:00)
■当日受付:ご来場後、多次元デザイン実験棟1階にて受付をしてください。
■アクセシビリティ:
・手話通訳:会場内には手話通訳者を手配します。
・リアルタイム字幕:トークイベントでは音声を文字化するアプリ「UDトーク」を活用したリアルタイム字幕をご提供いたします。
・その他、当日の配慮についてご要望等がありましたら、可能な範囲で対応いたします。お申込みの際にご記入ください。
■アクセス:
<JR博多駅から>
福岡市営地下鉄空港線6分「博多駅」→「天神駅」→西鉄天神大牟田線4分「西鉄福岡駅」→「西鉄大橋駅」→徒歩5分
西鉄バス30分「博多駅前A」→「西鉄大橋駅」→徒歩5分
西鉄バス22分「博多駅前A」→「塩原4丁目」→徒歩5分
JR鹿児島本線3分「博多駅」→「竹下駅」→徒歩15分
<天神から>
西鉄天神大牟田線4分「西鉄福岡駅」→「西鉄大橋駅」→徒歩5分
西鉄バス27分「天神大丸前4B」→「西鉄大橋駅」→徒歩5分
■主催:九州大学大学院芸術工学府「スタジオプロジェクトIV-B(ホールマネジメントエンジニアリングプロジェクト) 」(指導教員:尾本章、長津結一郎)
■共催:九州大学大学院芸術工学研究院附属社会包摂デザイン・イニシアティブ
■後援:福岡県(予定)、福岡市
■助成:一般財団法人曽田豊二記念財団、科学研究費補助金JP21H03764、JP24K03222、JP 23K17491、JP23K25142
[お問い合わせ先]
ホールマネジメントエンジニアリングプロジェクト
hmepgm@gmail.com または 092-553-4561(火・水・木 9:00~17:00)