九州大学芸術工学部音響設計コースでは、篠笛奏者である立石雷 氏のデビューアルバム「Presence」の発売を記念して、国内11公演のリリースツアーの一つとなる、立石氏とYPY(日野浩志郎)を迎えたパフォーマンス&トークイベントを開催します。
立石氏は、太鼓芸能集団「鼓童」の元メンバーであり、現在は多⺠族芸能集団「WATARA」やパフォーマンス集団「ANTIBODIES Collective」、さらに本学非常勤講師でもある日野氏が率いるリズム・アンサンブル「goat」などのメンバーとして活動するほか、関西を拠点にジャンルを跨いだ即興セッションを精力的に展開しています。
今回のパフォーマンスでは、立石氏がメイン楽器の篠笛に加え、我流で奏法を開拓したという尺八、ケーン、アイリッシュ・フルートなど複数の管楽器も使用し、日野氏によるリアルタイムのエフェクトとのデュオによる演奏を行います。また、ここ数年ドラムマシンを主体としていたYPYによる、カセットテープレコーダーを使った新たなソロライブセットを行います。
日時|
2024年11月28日(木) 18:30‐21:00(予定)
出演|
立石雷、YPY
進行|
城一裕(九州大学大学院芸術工学研究院 准教授)
タイムテーブル|
18:30 開場
18:45 開演 立石雷、YPY
20:00 トーク 立石雷、日野浩志郎、城一裕
21:00 終了
プロフィール|
立石雷
日本伝統楽器篠笛奏者。
太鼓芸能集団「鼓童」に入団。
篠笛を山口幹文氏に師事。
歌舞伎役者の坂東玉三郎(人間国宝)、市川團十郎、片岡愛之助、振付家・ダンサーのSidi Larbi Cherkaouiらと共演。
これまでに世界30か国、1000回を越える公演に参加。
チベット・韓国・日本人の音楽家からなる多民族伝統音楽団「WATARA」、青森県八太郎えんぶり組と民族芸能をテーマにした活動と、前衛的な表現を行うリズムアンサンブル「goat」、パフォーマンス集団「ANTIBODIES Collective」にも参加する。
YPY
YPYは、日野浩志郎によるソロプロジェクト。国内外のアンダーグラウンドミュージシャンのリリースを行うカセットレーベルBirdfriend、コンテンポラリー/ 電子音楽をリリースするレーベルNAKID主宰。 「goat」、「bonanzas」というバンドのプレイヤー兼コンポーザーであり、他にも自身の舞台作品としてクラシック楽器や 電子音を融合させたハイブリッドオーケストラ「Virginal Variations」、多数のスピーカーや移動する演奏者を混じえた全身聴覚ライブ「GEIST(ガイスト)」の作曲・演出の他、カジワラトシオと東野祥子によって設立されたANTIBODIES collectiveでの活動や、元維新派のメンバーによる新たな舞台「孤独の練習」の音楽担当などを行っている。
城一裕
1977年福島県生まれ、九州大学大学院芸術工学研究院准教授、博士(芸術工学)。
音響学とインタラクション・デザインを背景とした現在の主なプロジェクトには、音の再生の物質的・歴史的な基盤を実践を通じて再考する「Life in the Groove」、参加型の音楽の実践である「The SINE WAVE ORCHESTRA」、音・文字・グラフィックの関係性を考える「phono/graph」などがある。
会場|
九州大学大橋キャンパス音響特殊棟録音スタジオ
*キャンパス内は全面禁煙、会場内は飲食禁止となっておりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
入場|
無料(50名限定)
*参加ご希望の方は以下のリンク先(peatix)よりお申し込みください。
交通|
西鉄福岡(天神)駅より
・西鉄天神大牟田線大橋駅東口(電車5分、徒歩5分)
JR博多駅より
・バス(47、48、48-1、48-2、60)大橋駅下車(バス20分、徒歩5分)
・市営地下鉄天神駅下車、西鉄天神大牟田線へ乗り換え(地下鉄5分、電車5分)
福岡国際空港より
・市営地下鉄天神駅下車、西鉄天神大牟田線へ乗り換え(地下鉄11分、電車5分)
*来場には公共交通機関ないしは近隣のコインパーキングをご利用ください。
*構内の駐車場は入構許可が必要となっておりますが,特段の事情がある場合は事前にお問い合わせください。
主催|
九州大学芸術工学部音響設計コース音文化学講座
協力|
NAKID
助成|
日本学術振興会科研費[23H00591][23K17267]