
救急車の適正利用は、高齢化社会・都市集中・医療資源の限界が交錯する現代において、喫緊の社会課題となっています。九州大学未来社会デザイン統括本部(FS本部)では、芸術工学研究院の教員が参画する「シンクタンクユニット」と、「医療・健康ユニット」が連携し、この課題に2024年度から取り組んでいます。
今回のイベントでは、九州大学の「総合知」のアプローチを軸に、行政、企業、大学、市民が集い、救急車利用とその周辺の公共的課題について共に考え、対話し、シミュレーションを通じて新しい理解と提案を生み出します。また、参加学生による提案発表や、ワークショップとグループディスカッションを通して、新しい公共の在り方を一市民として探ります。救急車利用の問題を考えるにあたり、福岡市の救急車出動データの分析を行い、それを可視化し、解決への糸口を見つけ、それらを伝える方法を考え実行することを通じて、社会実装を目指します。
学生の皆さんや一般の方の参加も歓迎いたします。ぜひご参加ください。
[サイエンスアゴラ]
サイエンスアゴラは、科学技術振興機構(JST)が主催する科学と社会をつなぐ日本最大級のオープンフォーラムです。異なる分野・セクター・年代・国籍を超えた関係者をつなぎ、さまざまな人たちが各地で主体的に推進する活動の広場です。ウェブサイトでは、サイエンスアゴラの情報に加え、年間を通じた活動についても紹介しています。
https://www.jst.go.jp/sis/scienceagora/
◉日時
2025年9月20日(土)
14:00-17:00(開場13:30)
参加無料/年齢制限なし/要事前申し込み
定員:会場50名、オンライン300名
◉会場
九州大学 大橋キャンパス デザインコモン2階
(福岡県福岡市南区塩原4-9-1)
西鉄天神大牟田線「大橋」駅より徒歩5分
九州大学大橋キャンパス正門を入って左手の建物
◉参加申込
事前申込制です。以下のURLまたはQRコードよりアクセスし、申込事項の入力をお願いします。
申し込み締切日:9月7日(日)
URL:https://forms.office.com/r/zU5DgUEwi3

申込QRコード
———————————————
プログラム (14:00〜17:00)
———————————————
[挨拶]
尾本 章 (九州大学副学長/FS本部シンクタンクユニットリーダー/芸術工学研究院長)
柴田 孝博 (科学技術振興機構 理事)
[概要説明]
尾方 義人 (FS本部シンクタンクユニット サブリーダー/芸術工学研究院)
———————————————
14:20〜
[学生によるリサーチ結果の発表]
「選定療養費徴収の制度分析」
小塚 葵太 (芸術工学部未来構想デザインコース2年)
「高コスト搬送の特性分析と介入可能性」
藤野 胡美 (芸術工学部未来構想デザインコース2年)
大西 健太 (芸術工学部未来構想デザインコース2年)
「搬送時間長期化事例の原因分析」
滝本 陽也 (芸術工学部未来構想デザインコース3年)
【 調査協力学生 】
森田恵也、小川真捺美、有田真、高木修作、松崎有理恵、マリノス真翔、土倉正嗣、米澤華花、中尾有里、島本恵佑、向川花菜、ロペス斉治、今西朝風、松崎叶夢、眞田創史、吉澤未来、松村直人、佐藤誉晃、岡実里、今福由起子、岡本和香奈、北浦葉瑠、江崎悠亜、田浦智大
———————————————
14:50〜
会場参加者:[シミュレーションワークショップ] グループディスカッション
オンライン参加者:[講義] 赤星 朋比古 (九州大学病院 救命救急センター長)
———————————————
(休憩)
———————————————
16:00〜
[教員によるまとめのディスカッション]
パネリスト:
尾方 義人 (FS本部シンクタンクユニット サブリーダー/芸術工学研究院)
鮎澤 純子 (FS本部 医療・健康ユニット サブリーダー/九州大学病院)
工藤 孔梨子 (FS本部 医療・健康ユニット メンバー/九州大学病院)
岸村 顕広 (FS本部 医療・健康ユニット メンバー/工学研究院)
岡田 栄造 (FS本部シンクタンクユニット デザインディレクター)
緒方 胤浩 (FS本部シンクタンクユニット メンバー)
———————————————
[まとめ・挨拶]
赤司 浩一 (九州大学副学長/ FS本部 医療・健康ユニットサブリーダー/九州大学病院)
———————————————
———————————————
主催:国立大学法人九州大学
共催:国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)
お問い合わせ:
九州大学 企画部 社会共創課
shiromizu.yuki.942@m.kyushu-u.ac.jp(担当:白水)
添付ファイル | |
---|---|
参照リンク |

