
九州大学が中心となり提案した「リサイクル困難素材等の高品質リサイクル実証事業」が、環境省の「脱炭素型循環経済システム構築促進事業(うち、プラスチック等資源循環システム構築実証事業)」に採択され、令和5年度から7年度にかけて実施しています。本事業では、廃棄プラスチックの効率的な回収体制を構築し、リサイクル材の高品質化及びデザイン性が高い商品を開発することで資源循環型社会への貢献を目指します。
このたび、下記のとおりプロジェクト報告シンポジウム-「品質」と「デザイン」が家庭系廃プラ・リサイクルの明日をつくる-を開催いたします。
■開催日時
2025年9月3日(水)13:30〜16:30
■会場
九州大学大橋キャンパス デザインコモン2F+オンライン
※参加ご希望の方は、以下リンク先の「参加受付申込みフォーム」よりお申し込みください。
■プログラム
開会挨拶
全体概要:地域で取り組む材料プラスチックリサイクルの成果と課題
・大木町を中心とした取り組みの経緯
・地域住民にとってのプラスチックリサイクルのシステム整備と見える化
近藤 加代子(九州大学芸術工学部 教授)
報告1「リサイクル困難材の材料改質検討」
加賀 正剛(いその株式会社製造本部 副本部長)
報告2「リサイクル困難材の出口商品の検討」
酒井 秀樹(岐阜プラスチック工業株式会社 執行役員・サスティナブル戦略室 室長)
報告3「DNPの資源循環への取組み事例のご紹介」
佃 えり子(大日本印刷株式会社 Lifeデザイン事業部 第3ビジネスユニット開発本部 製品開発第2部 第1グループ 主幹技術員)
報告4「プロダクトリサイクルデザインから、トランジションデザインへ」
尾方 義人(九州大学芸術工学部 教授)
報告5「プラスチックの高品質リサイクルを対象としたライフサイクル環境評価」
松本 亨(北九州市立大学 環境技術研究所 教授・カーボンニュートラル推進部門長)
報告6「企業の脱炭素効果及び製品デザインの脱炭素効果に関する評価」
早渕 百合子(九州大学洋上風力研究教育センター 教授)
報告7「回収方式による製品プラスチック排出実態の違い」
鈴木 慎也(福岡大学工学部 教授)
報告8「プラスチック・リサイクル・C Psの実証事業:SC と今後のリサイクル」
久保 直紀(プラスチック容器包装リサイクル推進協議会 理事・会長補佐)
基調講演「容器包装リサイクルプラスチックの高度再生利用~潜在能力を活用する~」
八尾 滋(広島大学 客員教授、福岡大学 名誉教授)
講評・プロジェクト評価
境 公雄(前大木町 町長)
閉会挨拶
近藤 加代子
添付ファイル | |
---|---|
参照リンク |
