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freq – 251023 – 畠中実「サウンドアートとその周辺(の音楽)」

九州大学大学院芸術工学研究院音響設計コース音文化学講座では、この度「芸術×科学による分野横断型高度クリエイティブ人材育成プログラム」との共催により、畠中実によるリスニングイベント&トークセッション「サウンドアートとその周辺(の音楽)」を開催します。

畠中実は、キュレーション、批評を専門とし、1996年のNTTインターコミュニケーション・センター[ICC]開館準備より同館に携わり、数多くの展覧会やイべントを企画し、主任学芸員、学芸課長をへて2025年3月末で同館を退任しています。主な展覧会に、「サウンド・アート」(2000年)、「サウンディング・スペース」(2003年)、「サイレント・ダイアローグ」(2007年)、「みえないちから」(2010年)、「坂本龍一 with 高谷史郎|設置音楽2 IS YOUR TIME」(2017年)。そのほか、ダムタイプ、ローリー・アンダーソン、八谷和彦、ジョン・ウッド&ポール・ハリソンらの個展などを手掛けています。近年は、「多層世界とリアリティのよりどころ」(2022年)、「坂本龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア」(2023年)、「ICCアニュアル2024 とても近い遠さ」(2024年)、「evala 現われる場 消滅する像」(2024年)などがあります。ICC以外の展覧会では、「Ennova Art Biennale Vol.1」アーティスト選考委員(中国、2024年)、森美術館「マシン・ラブ:ビデオゲーム、AIと現代アート」アドヴァイザー(2025年)を務めています。また著書に、『現代アート10講』(共著、田中正之編、武蔵野美術大学出版局、2017年)、『メディア・アート原論』(久保田晃弘との共編著、フィルムアート社、2018年)などがあります。

今回のリスニングイベント&トークセッションでは、2022年から2024年にかけて山口情報芸術センター[YCAM]で開催されていた、高いクオリティの音響機材をセッティングした空間で特定のテーマに沿った録音物を聴取するリスニングイベント「Audio Base Camp」を参考に、「サウンドアートとその周辺(の音楽)」に関わるレコードを主体とした録音物を聴取し、本学教員の城一裕とともに、それら録音物にまつわる様々な話題を取り上げます。

日時|
2025年10月23日(木) 18:30~

出演・登壇|
畠中実
城 一裕(九州大学大学院芸術工学研究院 音響設計部門・音文化学講座 准教授)

プログラム|
・18:00 開場
・18:30 リスニングイベント&トークセッション 開始
・21:00頃 終了予定

場所|
九州大学 大橋キャンパス 音響特殊棟録音スタジオ

料金|
無料

定員|
50名(先着順)
*以下のリンク先Peatixイベントページよりお申し込みください。

交通|
西鉄福岡(天神)駅より 
・西鉄天神大牟田線大橋駅東口(電車5分、徒歩5分) 
JR博多駅より 
・バス(47、48、48-1、48-2、60)大橋駅下車(バス20分、徒歩5分)
・市営地下鉄天神駅下車、西鉄天神大牟田線へ乗り換え(地下鉄5分、電車5分)
福岡国際空港より
・市営地下鉄天神駅下車、西鉄天神大牟田線へ乗り換え(地下鉄11分、電車5分)
*来場には公共交通機関ないしは近隣のコインパーキングをご利用ください。
*構内の駐車場は入構許可が必要となっておりますので、特段の事情がある場合は事前にお問い合わせください。

主催|
九州大学大学院芸術工学研究院音響設計コース音文化学講座 /「芸術×科学による分野横断型高度クリエイティブ人材育成プログラム」

お問い合わせ|
九州大学大学院芸術工学研究院音響設計コース音文化学講座 jo@design.kyushu-u.ac.jp

助成|
日本学術振興会科研費[23H00591][23K17267]
文化芸術活動基盤強化基金「クリエイター等支援事業(育成プログラム構築・実践)」
参照リンク