
九州大学芸術工学部・大学院芸術工学府 音響設計コース音文化学講座では、このたび「芸術×科学による分野横断型高度クリエイティブ人材育成プログラム」との共催により、kyokaをゲストに迎えたマルチチャンネル音響作品《Resonant Drift》の上演とトークセッションを開催します。
kyokaは、Alva Noto主宰のドイツの実験レーベルRaster-Notonに所属した初の女性アーティストです。電子音楽プロデューサー、DJ、インスタレーションアーティスト、フィールドレコーダーとして、周波数や音を軸に幅広いサウンド活動を展開しています。
これまでに、Aphex Twin自身がキュレーションしたマンチェスターのWarehouse Projectをはじめ、MUTEK(複数国)、ポンピドゥーセンター(パリ)、CTM(ベルリン)、Sonarなど、世界各地で公演を行ってきています。教育・レクチャー活動にも積極的で、ブラウン大学(アメリカ)、Rhythmic Music Conservatory(デンマーク)、ヨーテボリ大学(スウェーデン)、サラゴサ大学(スペイン)、南方科技大学(中国)などの教育機関や、Ableton Loopなどのイベントに参加。2023年にはヴェネツィア・ビエンナーレ音楽部門の若手育成プログラムで指導者を務め、その秋以降はスイスの機関を拠点に、ニューロサイエンスと音楽理論・作曲の関係を探求する活動を中心に据えています。
今回の上演は、近年kyokaが取り組んでいるの、「外部信号としての音と人間の受け取り方の関係性」をテーマにした、マルチチャンネル音響作品です。これは、睡眠・知覚・脳科学の研究から着想を得て構成された作品であり、音が生理的・感覚的な状態にどのように作用しうるかを探る試みでもあります。研究活動の一環として、睡眠中の脳波に同期して特定の音を届けることで睡眠が深まるかを検証する実験のリサーチやシミュレーション、その成果をもとにした作曲、さらにその体験を再構成したライブ/インスタレーションの形式で実践を重ねてきました。今回は、そうした実践に基づいた、「寝てもいいし、寝なくてもいい」中間的な意識状態で、床に横たわりながら聴くアンビエントセットです。半ば睡眠コンサート、半ばディープリスニングセッションとも言える形式で、来場者がそれぞれの感覚で静かに音と向き合うことができます。
ただ聴く、ただ静まる
そのシンプルな身体的経験を通して、音と知覚・感覚の関係をあらためて見つめ直すことを目指します。
日時|
2025年12月8日(月)
上演・登壇|
kyoka
城 一裕(九州大学芸術工学部・大学院芸術工学府 音響設計コース 音文化学講座 准教授)
プログラム|
・18:00 開場
・18:30頃 上演
・20:00頃 トークセッション 開始
・20:30頃 終了予定
場所|
九州大学大橋キャンパス 音響特殊棟録音スタジオ
料金|
無料
定員|
25名(先着順)*リンク先peatixイベントページよりお申し込みください。
交通|
西鉄福岡(天神)駅より
・西鉄天神大牟田線大橋駅東口(電車5分、徒歩5分)
JR博多駅より
・バス(47、48、48-1、48-2、60)大橋駅下車(バス20分、徒歩5分)
・市営地下鉄天神駅下車、西鉄天神大牟田線へ乗り換え(地下鉄5分、電車5分)
福岡国際空港より
・市営地下鉄天神駅下車、西鉄天神大牟田線へ乗り換え(地下鉄11分、電車5分)
*来場には公共交通機関ないしは近隣のコインパーキングをご利用ください。
*構内の駐車場は入構許可が必要となっておりますが,特段の事情がある場合は事前にお問い合わせください。
主催|
九州大学大学院芸術工学研究院音響設計コース音文化学講座 /「芸術×科学による分野横断型高度クリエイティブ人材育成プログラム」
お問い合わせ|
九州大学芸術工学部・大学院芸術工学府 音響設計コース音文化学講座 jo@design.kyushu-u.ac.jp
助成|
日本学術振興会科研費[23H00591][23K17267]
文化芸術活動基盤強化基金「クリエイター等支援事業(育成プログラム構築・実践)」
kyokaは、Alva Noto主宰のドイツの実験レーベルRaster-Notonに所属した初の女性アーティストです。電子音楽プロデューサー、DJ、インスタレーションアーティスト、フィールドレコーダーとして、周波数や音を軸に幅広いサウンド活動を展開しています。
これまでに、Aphex Twin自身がキュレーションしたマンチェスターのWarehouse Projectをはじめ、MUTEK(複数国)、ポンピドゥーセンター(パリ)、CTM(ベルリン)、Sonarなど、世界各地で公演を行ってきています。教育・レクチャー活動にも積極的で、ブラウン大学(アメリカ)、Rhythmic Music Conservatory(デンマーク)、ヨーテボリ大学(スウェーデン)、サラゴサ大学(スペイン)、南方科技大学(中国)などの教育機関や、Ableton Loopなどのイベントに参加。2023年にはヴェネツィア・ビエンナーレ音楽部門の若手育成プログラムで指導者を務め、その秋以降はスイスの機関を拠点に、ニューロサイエンスと音楽理論・作曲の関係を探求する活動を中心に据えています。
今回の上演は、近年kyokaが取り組んでいるの、「外部信号としての音と人間の受け取り方の関係性」をテーマにした、マルチチャンネル音響作品です。これは、睡眠・知覚・脳科学の研究から着想を得て構成された作品であり、音が生理的・感覚的な状態にどのように作用しうるかを探る試みでもあります。研究活動の一環として、睡眠中の脳波に同期して特定の音を届けることで睡眠が深まるかを検証する実験のリサーチやシミュレーション、その成果をもとにした作曲、さらにその体験を再構成したライブ/インスタレーションの形式で実践を重ねてきました。今回は、そうした実践に基づいた、「寝てもいいし、寝なくてもいい」中間的な意識状態で、床に横たわりながら聴くアンビエントセットです。半ば睡眠コンサート、半ばディープリスニングセッションとも言える形式で、来場者がそれぞれの感覚で静かに音と向き合うことができます。
ただ聴く、ただ静まる
そのシンプルな身体的経験を通して、音と知覚・感覚の関係をあらためて見つめ直すことを目指します。
日時|
2025年12月8日(月)
上演・登壇|
kyoka
城 一裕(九州大学芸術工学部・大学院芸術工学府 音響設計コース 音文化学講座 准教授)
プログラム|
・18:00 開場
・18:30頃 上演
・20:00頃 トークセッション 開始
・20:30頃 終了予定
場所|
九州大学大橋キャンパス 音響特殊棟録音スタジオ
料金|
無料
定員|
25名(先着順)*リンク先peatixイベントページよりお申し込みください。
交通|
西鉄福岡(天神)駅より
・西鉄天神大牟田線大橋駅東口(電車5分、徒歩5分)
JR博多駅より
・バス(47、48、48-1、48-2、60)大橋駅下車(バス20分、徒歩5分)
・市営地下鉄天神駅下車、西鉄天神大牟田線へ乗り換え(地下鉄5分、電車5分)
福岡国際空港より
・市営地下鉄天神駅下車、西鉄天神大牟田線へ乗り換え(地下鉄11分、電車5分)
*来場には公共交通機関ないしは近隣のコインパーキングをご利用ください。
*構内の駐車場は入構許可が必要となっておりますが,特段の事情がある場合は事前にお問い合わせください。
主催|
九州大学大学院芸術工学研究院音響設計コース音文化学講座 /「芸術×科学による分野横断型高度クリエイティブ人材育成プログラム」
お問い合わせ|
九州大学芸術工学部・大学院芸術工学府 音響設計コース音文化学講座 jo@design.kyushu-u.ac.jp
助成|
日本学術振興会科研費[23H00591][23K17267]
文化芸術活動基盤強化基金「クリエイター等支援事業(育成プログラム構築・実践)」
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