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freq – 251205 MARK FELL, RIAN TREANOR, 日野浩志郎, 中川裕貴

九州大学芸術工学部・大学院芸術工学府 音響設計コース音文化学講座では、このたび「芸術×科学による分野横断型高度クリエイティブ人材育成プログラム」との共催により、MARK FELL、RIAN TREANOR、日野浩志郎、中川裕貴をゲストに迎えたライブパフォーマンスを開催します。

MARK FELLは、1990年代から電子音響ユニット「SND」として活躍し、またソロとしても〈Mille Plateaux〉、〈Raster-Noton〉、〈Line〉、〈Edition Mego〉といったレーベルから作品をリリースしている音楽家です。電子音楽、或いは実験的なテクノ音楽の巨頭として知られ、近年はその「テクノ」の枠さえも飛び越え本当の意味での「現代的」なサウンドを提供しています。

RIAN TREANORは、今年リリースされた音源「Saccades」<NYEGE NYEGE TAPES>では、ウガンダ/アチョリ族のフィドル奏者 Ocen Jamesとのコラボレーションを行うなど、ジャンル/地域を越えた音楽のかたちを生み出すアーティストであり、クラブ・カルチャー、実験芸術、コンピューター・ミュージックの交差点を再考し、そこから新しい「解体と連動」を伴う音楽を創出しています。

日野浩志郎は、国内外のアンダーグラウンドミュージシャンのリリースを行うカセットレーベル「Birdfriend」、コンテンポラリー/ 電子音楽をリリースするレーベル「NAKID」を主宰しています。ソロプロジェクトの「YPY」の他「goat」、「bonanzas」というバンドのプレイヤー兼コンポーザーであり、これまでの主な作曲作品は、多数のスピーカーや移動する演奏者を混じえた全身聴覚ライブ「GEIST(ガイスト)」(2018-)の他、サウンドアーティストFUJI|||||||||||TAと共に作曲・演奏した作品「INTERDIFFUSION A tribute to Yoshi Wada」(2021-)、視覚と聴覚の両面からミニマリズムに迫るリズムアンサンブル作品「Chronograffiti」(2025)、等があります。エストニアフィルムアワードEFTA2024にて映画「The Invisible Fighit」の最優秀作曲賞を受賞。

中川裕貴は、関西を拠点に活動する音楽家/演奏家です。チェロを独学で学び、そこから独自の作曲、演奏活動を行っています。
人間の「声」に最も近いとも言われる「チェロ」という楽器を使用しながら、同時にチェロを打楽器のように使用する特殊奏法や自作の弓を使用した演奏を音楽の様々なシーンや音楽以外の芸術ジャンルの中で展開しています。2022年よりgoat、YPYでも活動する音楽家・日野浩志郎とのDUOプロジェクト「KAKUHAN」をスタートさせ、以降、同ユニットではRewire、Unsound、Moers Festival、Intonal、Outfestなどヨーロッパの主要な実験音楽フェスティバルに参加しています。2025年には初となるソロアルバムをリリース予定。令和6年度京都市芸術文化特別奨励者。



日時
2025年12月5日(金)

出演・登壇
MARK FELL
RIAN TREANOR
日野浩志郎
中川裕貴

プログラム
・18:00 開場
・21:00頃 終了予定

場所
九州大学大橋キャンパス 多次元デザイン実験棟

料金
無料

定員
100名(先着順)*リンク先peatixイベントページよりお申し込みください。

交通
西鉄福岡(天神)駅より 
・西鉄天神大牟田線大橋駅東口(電車5分、徒歩5分) 
JR博多駅より 
・バス(47、48、48-1、48-2、60)大橋駅下車(バス20分、徒歩5分)
・市営地下鉄天神駅下車、西鉄天神大牟田線へ乗り換え(地下鉄5分、電車5分)
福岡国際空港より
・市営地下鉄天神駅下車、西鉄天神大牟田線へ乗り換え(地下鉄11分、電車5分)
*来場には公共交通機関ないしは近隣のコインパーキングをご利用ください。
*構内の駐車場は入構許可が必要となっておりますが,特段の事情がある場合は事前にお問い合わせください。

主催
九州大学芸術工学部・大学院芸術工学府 音響設計コース音文化学講座 /「芸術×科学による分野横断型高度クリエイティブ人材育成プログラム」

お問い合わせ|
九州大学芸術工学部・大学院芸術工学府 音響設計コース音文化学講座 jo@design.kyushu-u.ac.jp

助成
日本学術振興会科研費[23H00591][23K17267]
文化芸術活動基盤強化基金「クリエイター等支援事業(育成プログラム構築・実践)」
参照リンク