
九州大学芸術工学部および大学院芸術工学府のキュレーション実践科目「デザインと日本B・C」の一環として、福岡アジア美術館の協力のもと、展覧会「Traces of Residence」を以下のとおり開催します。
▪会期: 2026年4月9日(水)~5月12日(火)
▪会場: 福岡アジア美術館 7階ロビー
▪入場料: 無料
「Traces of Residence」は、福岡アジア美術館のレジデンス事業の歴史の中から3つのアートプロジェクトを振り返ることで、その拡大し続けるアーカイブに光を当てる展覧会です。それぞれのプロジェクトは、福岡という都市での生活に対する異なる視点を提示しています。本展では、かつてのレジデンス参加アーティストへのインタビューやアーカイブ資料を通じて、制作プロセスを明らかにするとともに、アーティストと地域の人々とのあいだに生まれた多様な交流のかたちを紹介します。
本展で取り上げる作品は、ウー・マーリーによる《黒潮I》(2005年)、プッティポン・アルーンペンによる《We All Know Each Other(みんな知り合い)》(2007年)、そしてウェイ・レン・テイによる《Where Do We Go From Here?(ここからどこへ)》(2009年)です。3人のアーティストはいずれも参加型のアプローチを用い、それぞれのプロジェクトは多様な個人やコミュニティとの関わりのなかで形づくられました。これら3作品は、異なる芸術的手法と社会的背景を通じて、ある時代の福岡の姿を映し出しています。
*本プロジェクトは、科研費研究課題「Working Across Borders: The Art Production and Artistic Networks of Artists from Overseas in Japan since the Turn of the Millennium」(課題番号:25K03752、研究代表者: Ariane Beyn)の助成を受けて実施されます。

