防災に主眼を置いた学習・コミュニティ施設の提案
小林咲栄
工業設計学科 ※制作時所属
卒業研究
- 制作時学年
- 学部4年
私たちが非常時に『自助・共助』を行えるかどうかは日頃からのコミュニティ形成が重要である。
本研究は地域住民への防災啓発及びコミュニティのための施設を提案した。
コンセプトは『Second Home』。日常時にはコミュニティ施設と防災教育施設、非常時は避難
所として2側面に対応する施設とした。1階に避難所となる多目的室、2階に子供向けに防災の
勉強が出来る部屋を計画。多目的室の床には手元で調光ができるライトを計画した他、開閉式
ステージを設けた。防災学習部屋には、防災と同時に地域への関心を高めるために利用者が
自分で書き込みができる防災マップを設置。縁側やベランダを計画し、外部の空間と人の活動
に意識が向かう施設とすることを目指した。