Border of LIFE(北九州デジタルクリエイターコンテスト2019 入選)
今岡宏朗
デザインストラテジー専攻 ※制作時所属
修士研究
- 制作時学年
- 修士2年
「Border of LIFE」では4体の生命体を模したソフトロボットが瓶に入れられた状態で陳列する。
ナメクジ・チンアナゴ・イソギンチャク・クラゲなど、それぞれのソフトロボットにはモチーフとなった生物が存在する。
それらのソフトロボットは暗闇の中、深海生物のような発光を行い、鈍いモーター音と空気の抜ける音と共にまるで呼吸をしているかのような単純運動を繰り返す。
作品の近くには 本作品を触れるように促す案内板を設置し、それを見た鑑賞者が作品に近づくと、4つのソフトロボットは青色から赤色に変色し、威嚇を示すように全身の体が膨れ 上がる。
鑑賞者が作品から離れると、再び通常の動きに戻る。これらの見た目や動き、インタラクションなどを含め、本作品の持つ「生物らしさ」を演出する。
本作品のテーマは「生物らしさ」であり、鑑賞者に生物とは何かという問いを投げかけることを目的としている。
「北九州デジタルクリエイターコンテスト2019」入選