学生作品・研究

『木と糸の組立家具展』立風個展

公開日 :2019.05.22

李ロ

コンテンツ・クリエーティブデザインコース ※制作時所属

修士研究

制作時学年
修士2年

今回の展示会は主に私が九大の修士期間内にデザインし、制作したすべての作品を展示いたします。組み立て家具の構造研究によって設計した作品を中心に、それ以外に偶然出会った小物の設計、および三年の間に書いた詩の作品を展示しております。

中国の古代哲学名作「道徳経」の中の「甚を去り、 奢を去り、泰を去る」は私の設計思想であり、その意味は自然に従い、設計の原点に戻り、過剰な追及と贅沢な楽しみを放棄し、必要以上のことはしないことです。

手は心に従い、心は自然に従います。そのため、この展示会で皆さまがご覧になる家具作品の多くは、自然の形を元にしております。例えば、飛鳥、蝶。それとともに、素材も自然の材質に従って選択しております。木材は呼吸し、金属は弾性があり、紐は回旋できます。すべては元の自然な状態です。