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【フジイギャラリーグランドオープン記念展示】栗山 斉「無にみつるもの」

本学伊都キャンパスに新しくできたフジイギャラリーがグランドオープンします。このグランドオープンを記念し、栗山斉准教授によるインスタレーション展示「無にみつるもの」を2022年5月11日(水)から開催します。
本展覧会「無にみつるもの」は、国際的に活躍している現代美術家であり2020年度に芸術工学研究院に着任した栗山斉准教授が、活動拠点を福岡に移してから初めての個展です。

栗山作品は、「無」と「存在」の間にある揺らぎに眼差しを向け、複数の切り口からその表現を展開するものです。写真やネオン灯という素材を用い、さらには真空という「無」の状態も、造形要素として用いられています。このような科学的現象を基盤として試行された栗山作品は、「終焉と発生」「普遍と推移」といった「境のない連続性」を視覚化し、人々に問いかけるものです。「無にみつるもの」をとおして、私たちが見ている「無」と、見えていない「存在」、それぞれに意識を向けることで、みなさんの想像力がより拡張されることを期待しています。

「人々の触発を促し創造性を育む場」として位置付けられているフジイギャラリーのグランドオープン記念展示としてこれ以上にない、美しくも奥深い栗山作品「無にみつるもの」を、ぜひ御観覧ください。

開催期間:2022年5月11日(水)〜2022年7月29日(金)
会  場:フジイギャラリー
主  催:総合研究博物館
共  催:芸術工学研究院

※初日2022年5月11日(水)は、オープニングセレモニーおよび記者内覧会開催のため、14:30オープンとなります。ご了承ください。

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