公開日:2023.03.01
世界で通用するスキルを目指し、日本、オランダ、スペインでゲーム開発に携わる
白山 恵理さん
ゲームプロダクトマネタイゼーションコンサルタント
- 2012年 芸術情報設計学科卒業
- HKUユトレヒト芸術大学にてMaster of Art for digital culture, Art and media technologyを取得
- 2011年 - 2014年 GREE 株式会社 (GREE UK 支社) 学生インターンシップを経て入社
- 2014年 CoolGames HQ(オランダ:アムステルダム) Project Manger Japan~Senior Bussiness Maneger~Product Monetization Manger
- 2020年 Gameloft(スペイン:バルセロナ) Product Monetizatin Manager
- 2022年 - 現在 ヨーロッパ市場でGame Product Monetization consultantとして独立
関連する学科・コース・専攻
- メディアデザインコース(学部)
- 芸術情報設計学科
現在のお仕事について教えてください
今は独立してバルセロナに拠点を置き、ヨーロッパの会社を中心にコンサルタントとして複数の会社のゲーム開発のお手伝いをしています。
ゲームは「楽しい」を提供することが命。
でも「楽しい」だけで、収益化できないゲームでは会社の運営を継続できません。私のパッションは「楽しい」とMonetization(収益化)のバランスをデザインすることです。これも実は大切なゲームデザインの一つです。データを分析して、ユーザーの声を聞き、Monetizationをデザインしリリースする。毎日新しい発見があり、大好きな仕事です。
あなたの芸工生時代についてお聞かせください
当時の私は、正直何に興味があるのか全くわからないままなんとなく入学しました。そんな私でも芸術情報設計学科では幅広い知識に触れることができ、そのおかげで少しずつ自分の興味や方向性がわかってきました。今は当時の幅広く触れた知識の学び方が、プロダクトマネージャーという広い知識が必要な職業でとても活かされています。また、学部3年次でのオランダへの交換留学が海外での就業を目指すきっかけになり、まさに芸工での経験が私の原点だと思っています!
受験生に向けてのメッセージ
当時の私のように、将来の職業に漠然としている方にも優しい学部だと思います。他の学部では味わえない幅広い授業で自分の興味がある分野を見つけてみてください。また、他の学部や大学であればハードルが高い「留学」も当時の指導教授のサポートにより交換留学制度を利用することで、かなりスムーズに留年をせず行くことができました!是非、学生のうちに留学もチャレンジしてみてください!