small storm side(第49回日新工業建築設計競技 佳作)
三枝 理子
環境・遺産デザインコース ※制作時所属
受賞作品
- 制作年
- 2022年
- 制作時学年
- 修士2年
プールとは人工的な自然 つまり”ささやかな嵐”であり、
ささやかな嵐とダンスを踊る場所がプールサイドなのである。
ささやかな嵐とダンスを踊る場所がプールサイドなのである。
砂粒が挟まったノート、部屋に垂れた水滴を踏むこと、床に落ちたパン屑、
さまざまな不潔から距離をとろうとした結果 わたしたちの自由は身動きが取れなくなっている。
さまざまな不潔から距離をとろうとした結果 わたしたちの自由は身動きが取れなくなっている。
ここはプールサイド。
床はざらざらとして所々湿っているし水飛沫でノートの文字が滲んだりする。
床はざらざらとして所々湿っているし水飛沫でノートの文字が滲んだりする。
雨の日は増水にドタバタと騒いで暑い日はシャワーを浴びて濡れた身体のままランチを頬張る。
日光浴しながらの読書で肌は小麦色 ついつい水やりをする植木が増えてジャングルと化す。
ささやかな自然のそばで暮らすわたしたちの毎日は
前よりも少し乱暴で 逞しい。
前よりも少し乱暴で 逞しい。
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