在学生の声

公開日:2024.03.22

幸福とは、考えること、言うこと、することが調和している状態である。(ガンジー)

Yaya Yaoさん

未来共生デザインコース(大学院)
  • McGill University, Faculty of Arts, International Development Studies (B.A. Hons.)/
  • University of Toronto, Faculty of Education, Secondary School Education (B.Ed., History, Language Arts, TESOL)/
  • University of Ottawa, Faculty of Education, Second Language Education (M.Ed.)/
  • 九州大学大学院芸術工学府芸術工学専攻博士後期課程 2022年入学/
関連する学科・コース・専攻
  • 未来構想デザインコース(学部)
  • 未来共生デザインコース(大学院)

大学院芸術工学府を選んだ理由について教えてください。

私が芸術工学府を選んだ理由は、この学府に中村美亜先生というどうしても一緒に研究したい教授がいたからです。幸運にも、中村教授は私を学生として受け入れて下さいました。芸工は、サポートが手厚く、融通の利く環境で、自分の研究テーマを探求するのに最適な場所だと思います。また、キャンパスは便利な立地にあり、とてもオープンでリラックスした雰囲気だと思います。

印象に残っている授業とその理由について教えてください。

研究室の仲間たちとの「ゼミ」では、互いの研究プロジェクトについて議論し、研究を改善し深化させています。こうしたディスカッションを通じて、お互いの研究に対して意見や感想を出し合います。そうすることで、それぞれの研究の長所や改善点が明確になります。尊重し合い、協力し合える環境の中で、互いの見解を共有する機会があるのはとても良いことだと思います。

あなたの学生生活について教えてください。

20年間働いた後、再び正規の学生になれたのは本当に嬉しいことです。家庭(幼い子供がいます)、非常勤講師、フリーランスの仕事と学業を両立していますが、研究を通して自分の職業経験を深めることができるのはとても刺激的です。そして、世界中の研究者と、学会やその他のイベントで出会えるのが楽しいです。何年も前に交換留学をしたカナダや香港で学ぶのとはまったく違い、日本での学業は非常に興味深いものとなっています。どちらかと言うと、もう一つの交換留学先のシンガポールや、最近看護学生を教えたタイに似ているかもしれません。

受験生に向けてのメッセージ

あなたの「学習の境界線」を見つけてください。良い学習には快適さと安心感が重要ですが、それと同じくらい挑戦とリスクを取ることも重要です。あなたのコンフォートゾーンの「境界線」は何ですか?その場所を見つけられれば、快適さと挑戦の間のバランスを見つけられます。これは非常に個人的なことですので、あなた自身がそのエキスパートです。自分の学習の境界線に留まれば留まるほど、コンフォートゾーンは広がり、あなたの視野も広がるでしょう。