卒業生の声

公開日:2025.03.13

芸術工学から博士課程へ

梶 穂高さん

日本学術振興会特別研究員-DC1

  • 2022年 芸術工学部芸術情報設計学科卒業
  • 2024年 大学院芸術工学府芸術工学専攻未来共生デザインコース修士課程修了
  • 2024年- 現在 大学院芸術工学府芸術工学専攻博士後期課程(日本学術振興会特別研究員-DC1)
関連する学科・コース・専攻
  • 未来共生デザインコース(大学院)
  • 芸術情報設計学科

現在のお仕事について教えてください

私は博士後期課程の1年生で、時間生物学に関する研究を進めております。時間生物学は生物に起きる振動現象を研究し、その仕組みを解明する生命科学の一分野です。バクテリアを用いた観察や、数理モデルを使った計算など、実験と理論の両面から研究を進めています。得られた研究成果は国内外の学会や論文などで発表を行なっています。

あなたの芸工生時代についてお聞かせください

学部時代は、芸術情報設計学科に所属しており、映像を含めた制作やプログラミングなどの授業を受けていました。演劇部や芸工祭のサークルなどに所属をしておりました。また、当時から数学に興味があったので、数理に関する授業を受講したり、個人的に勉強を進めたりしておりました。その甲斐あって、現在の理論研究につながっています。

受験生に向けてのメッセージ

芸術工学部には多様な専門分野を持つ先生がそろっており、幅広い知識を学べる環境が整っています。また、さまざまな趣味や関心を持った学生が多く、自分のやりたいことがまだ見つかっていない人や迷っている人にとって、新たなきっかけを得られる場所だと思います。

-日本学術振興会特別研究員制度とは-
我が国の将来を担う研究者を育成するため、優れた若手研究に専念する機会を与えるとともに、研究奨励金を支給する制度です。
詳細は、以下の参照リンクをご覧ください。