2011年度の卒業研究作品です。
日常を記録していくスナップ写真において、たとえ撮影技術のない写真でも、撮影者にとってはかけがえないのものとなっていることに着目しました。
構図やピントといった撮影技術以外で、写真の価値を決定づける要素について研究を行った結果、撮影時に生まれるコミュニケーションが撮影者の写真価値の大きな要因となっていることがわかりました。
この研究結果を踏まえ、プロジェクターと奥行検出機能を搭載したカメラの提案を行いました。
被写体全員を撮影に巻き込むことで、失敗すらも大切な思い出となる、撮影そのものが思い出となるようなカメラをデザインしました。