立体的な表現を用いて、歩行者に車両が通過してくる事を示唆します。同時に、車へは減速を喚起する横断歩道のデザインです。
また、交差点を景観として捉え、全体を環状になるよう接続しました。 この背景は、J.J. ギブソンの論文「A Theoretical Field- Analysis of Automobile-Driving」(1938) を援用し、運転者と歩行者の観察とフィールドの分析を行うことで、運転者と歩行者の振る舞いや、それに関わる要素を明らかにし、よりよい道路環境を設計する為の要件抽出を行ったことにあります。
★第6回産業技術大学院大学デザインコンテスト 最優秀賞