卒業生の声

公開日:2020.02.10

未来の働き方をデザインする。

水野 諒大さん

コクヨ株式会社 ファニチャー事業本部 ものづくり本部 革新センター プロダクトデザイングループ

  • 那覇国際高校(沖縄県)出身
  • 2016年 工業設計学科卒業
  • 2018年 大学院デザインストラテジー専攻修士課程修了
  • コクヨ株式会社 ファニチャー事業本部 ものづくり本部 革新センター プロダクトデザイングループ
関連する学科・コース・専攻
  • ストラテジックデザインコース(大学院)
  • インダストリアルデザインコース(学部)
  • 工業設計学科
  • デザインストラテジー専攻

現在のお仕事を教えてください

オフィス家具のデザインをしています。具体的には、通常の製品開発プロジェクトにデザイナーとして参加する業務と、個人または部署内でニーズやシーズから新しいモノを提案し製品化を目指す新規開発系の業務を行っています。また部署としてデザインの横ぐしを通す役割も担っており、CMF(張地や木目、塗装色)選定や、デザインスキル向上のためのセミナーやワークショップなどの企画、運営も行っています。

あなたの芸工生時代について教えてください

デザインコンペが印象深いです。中でも卒業制作(マドラーを使わずに粉末を溶かすグラス)がグランプリを受賞し、その後同級生3人と出場したアジア大会でも、音楽を振動で楽しむというコンセプトのスピーカーでグランプリを取ることが出来ました。
芸工ではインプットとアウトプットのバランスが良い授業がされていますが、更に授業でのアウトプットを磨き、授業で教わった知識を実践する場としてコンペを活用していました。

受験生に向けてのメッセージ

デザイナーは美しい色・形に整えるだけでなく、未来の豊かさや幸せを考え色・形に落とし込むことが重要だと思っています。芸工では前者の指導ももちろんありますが、より根本的なコンセプトや哲学まで含めたデザイン教育・研究がされているように感じます。世の中にないものを考え、未来の一部をつくるデザインをぜひ芸工で学んで頂けたらと思います。