学生作品・研究

環境設計学科卒業設計:つなぐ縁側、むすぶ温室

公開日 :2009.03.23

犬山翔悟

環境設計学科 ※制作時所属

卒業研究

制作時学年
学部4年

農業労働力の高齢化による耕作放棄地の増加や担い手不足など、日本の農業が抱える問題は年々深刻化している。本計画ではそのような問題を抱える福岡市西区元岡に農業の会社を興し、若い世代を従業員として呼び込む社宅をつくる。同時に、地域の中の一人暮らしになってしまった高齢者が移り住める賃貸住宅をつくり、社宅と高齢者住宅が混じった集合住宅を設計する。この集合住宅では「縁側」と「温室」がコミュニケーションツールとなり、若い住人同士だけでなく地域住民ともつながることで、地域ぐるみで農業の担い手を育んでいく拠点となる。