学生作品・研究

壁の在る小景

公開日 :2016.03.30

倉員 香織

環境設計学科 ※制作時所属

卒業研究

制作時学年
学部4年

 壁は通常、空間を仕切るものとして機能している。その壁を建築と捉えて一つ一つ設計し、空間をつくる「形」として機能させる。壁という建築とその集合体としての建築。
 本設計は「心を打たれる空間」の追求です。はじめに100を超えるスタディ模型を作り、その過程においてどのような要素が美しさ(とそれによる感動)の可能性を秘めているのかを探っていきました。模型を覗き込みながら頭ではなく手で考え作っていく。そうすることによって、新しい空間の質が見出されるのではないでしょうか。
(本作品は、2016年3月6日(日)に行われた「せんだいデザインリーグ2016 卒業設計日本一決定戦」で「日本三」、2016年3月11日(金) 12日(土)に行われた「Design Review 2016」で「JIA賞」を受賞しました。)