学生活動
学生作品・研究

誘惑(建築学生ワークショップ明治神宮2021最優秀賞)

中山亘

環境設計コース(学部) 環境設計学科 ※制作時所属

受賞作品

制作時学年
学部3年
ー明治神宮の森に流れゆく悠久の時間軸の一瞬を切り取って具現化し、そして儚く消えてゆく刹那の庵ー

明治神宮内の樹木にネットを吊るしてできた自由曲面に、細川紙と呼ばれる和紙を貼り重ねる。カテナリー構造や澱粉糊の硬化作用などの自然の力学原理を活用することで、補強材・支持材を一切用いずに和紙だけで成り立つ建築を実現させた。
和紙と澱粉糊という2つの自然素材のみでできたこのフォリーは、やがて雨風にさらされれば、自然の摂理に逆らうことなく土の中へと還ってゆく。

共同制作者:
房野広太郎(明治大学3年)、阿部槙太郎(滋賀県立大学2年)、山田奈々生(関東学院大学2年)

講評者:
伊東 豊雄 (建築家|伊東豊雄建築設計事務所 主宰)
太田 伸之 (日本ファッションウイーク推進機構・実行委員長)
建畠 晢   (美術評論家|多摩美術大学 学長)
ナガオカケンメイ(デザイン活動家|D&DEPARTMENTディレクター)
南條 史生 (美術評論家|森美術館 特別顧問) 
前田 浩智 (毎日新聞社 主筆)
五十嵐太郎   (建築史家・批評家|東北大学 教授)
稲山 正弘 (構造家|東京大学 教授) 
江村 哲哉 (構造家|アラップ構造エンジニア)
倉方 俊輔 (建築史家|大阪市立大学 准教授) 
腰原 幹雄 (構造家|東京大学 教授) 
櫻井 正幸 (旭ビルウォール 代表取締役 社長) 
佐藤 淳   (構造家|東京大学 准教授)
芦澤 竜一 (建築家|滋賀県立大学教授)
遠藤 秀平 (建築家|遠藤秀平建築研究所 主宰) 
竹原 義二 (建築家|神戸芸術工科大学 客員教授) 
長田 直之 (建築家|奈良女子大学 准教授)
平田 晃久 (建築家|京都大学 教授) 
平沼 孝啓 (建築家|平沼孝啓建築研究所 主宰) 
藤本 壮介 (建築家|藤本壮介建築設計事務所 主宰) 
安井 昇   (建築家|桜設計集団 代表)

安原 幹   (建築家|東京大学 准教授)
横山 俊祐 (建築家|大阪市立大学 客員教授)
吉村 靖孝 (建築家|早稲田大学 教授)

【建築学生ワークショップとは】
建築ワークショップとは、建築や環境デザイン等の分野を専攻する学生がキャンパスを離れ、国内外にて活躍中の建築家を中心とした講師陣の指導のもと、その場所における場所性に根づいた実作品をつくりあげることを目的としてきました。日本における貴重でかけがえのない聖地における環境において、地元の建築士や施工者、大工や技師、職人の方々に古典的な工法を伝えていただきながら、日本を代表する建築エンジニアリング企業・日本を代表する組織設計事務所の方々や多くの施工会社の皆様、そして建築エンジニアリング企業の方たちによる技術者合宿指導により実制作を行い、地元・地域の多くの方たちによる協力のもと、原寸の空間体験ができる小さな建築物の実現と、一般者を招いた公開プレゼンテーションを行う等、これまでにない新たな試みを実施する『全国の大学生を中心とした合宿による地域滞在型の建築ワークショップ』です。