学生活動
学生作品・研究

切り紙オーゼティックの木洩れ日 −光と影が対をなす空間構造の提案−

岩田裕里 香月弥樹 田中華乃(九州大学大学院)、森永魁 (東京大学大学院)

環境・遺産デザインコース ※制作時所属

受賞作品

制作時学年
修士1年
木洩れ日は「対」である。
光と影が対をなして存在し、そのいずれかが欠けても成立しない。日差しが木にあたり、葉の隙間から零れ落ち、光と影の絶妙なバランスが生まれ、木洩れ日はあらわれる。このように光と影が対をなす空間構造をつくる。

一枚の平面に切り込みを入れる。すると、その下に光がおちはじめる。
さらに多数の切り込みを周期的に入れると、平面は懸垂し、光と影が対をなす曲面が生まれる。

切り込みの角度に変化をつけると、曲面には起伏が生まれ、背の高い空間と低い空間、明るい空間と暗い空間の粗密が生まれてゆく。

このようにしてつくられる起伏のあるプラトーは、それが覆いかぶさる環境と対をなす空間装置となるだろう。