“MOVE AND FLOAT”
2008
受賞作品
九州大学大橋キャンパスで長く親しまれている建築物群が、「造形の規範となっているもの」として、国の登録有形文化財*¹(建造物)に登録される見通しとなりました。戦後の高度経済成長期に建てられた建築物であるとともに、九州芸術工…
九州大学基金『芸術工学支援基金』の創設とご支援のお願い(2023.09.04) この度、変革の時代にも柔軟にかつ的確に対応できる創造性あふれる人材育成および研究活動の充実と発展を目的として『芸術工学支援基金』を創設いた…
令和4年度卒業予定者の研究の集大成として、卒業研究展示会及び発表会を実施します。開催日時や場所は、各学科や内容により異なりますので、詳細は添付のファイルをご確認ください。 ※新型コロナウィルス感染症の拡大状況によっては…
新型コロナウイルスの流行は、人々に公衆衛生上の脅威を与えただけではなく、暮らし方、働き方、学び方、人との付き合い方など世の中のあり方を大きく変えました。また、早期の終息が見通せず、新型コロナウイルスと共存する社会のあり方…
コミュニケーションデザイン科学コースは、芸術工学の視点から、芸術工学的感性を持ち、視聴覚情報を核とするコミュニケーションに関するツール・機器及びスキルを統合し、通信の最終的な目的である「トータル・コミュニケーション」の質を高め、人間生活の向上に資するための教育・研究を行うことを目的としています。
そのために、視聴覚情報融合・音響情報伝達・画像情報伝達・ホールマネジメントエンジニアリングという4つの講座において、コミュニケーションの源としての言語、音楽、音声、画像・映像などの情報の成り立ちや特質および伝達技術や処理方法、それらの情報を伝達・受容するホール等の空間におけるエンジニアリングに関して教育を行います。
本コースでは視聴覚コミュニケーションのコンテンツを理解し、メディア及び場すなわちコミュニケーション環境の特性を熟知した、視聴覚情報のトータル・コミュニケーションのデザインを担える人材を育成します。
本コースの修了生は、情報処理産業、映像通信産業、放送、放送機器、楽器製造、画像計測・測量、医療技術、医療機器産業、建築音響、騒音制御、音環境計画、出版・印刷業、音声言語教育、学芸員、音楽マネジメント、ロボット産業、官公庁の研究所、大学等の教育・研究者など幅広い分野で活躍できることが期待されており、それらに資する教育を提供することを目指しています。
ホールマネジメントエンジニア:HMEとは、劇場・音楽堂等の文化芸術施設で活動する多くの専門職人材間の統括調整の役割を果たすことができる、劇場支配人的人材のことです。
この人材に求められるのは、
(1)舞台機構、音響、照明に関する工学的知識を基盤として、
(2)文化芸術に関する知識と感性、
(3)地域文化芸術振興のための公共政策知識、
(4)地域文化芸術振興事業の企画実践能力
を有しながら、これらの幅広い分野の統括ができ、施設の総合的管理運営ができる能力です。
コミュニケーションデザイン科学コースではホールマネジメントエンジニアリング講座を設置し、主体的に運営を行っています。
本コース修士課程修了後は、通信、音響、電機などのメーカーをはじめ、情報、放送、音環境、出版など、視聴覚情報に関わる企業に就職、あるいは、大学院博士後期課程に進学しています。